不動産コラム

土地を早く売りたいなら「買取」がおすすめ!そのメリット・デメリットとは?

「相続した土地を早く現金化したい」
「急な転勤で、すぐにでも土地を売却したい」
「古い家が建ったままの土地、売れるか不安…」

土地の売却を検討している方の中には、様々な事情から「できるだけ早く売りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。一般的に、土地を売る方法は不動産会社に仲介を依頼する「仲介売却」が主流ですが、実は、もう一つの選択肢として「不動産買取」という方法があります。

「買取って、仲介と何が違うの?」
「買取だと、安く買い叩かれるって聞いたけど…」

今回は、土地の売却を急いでいる方、あるいは早く確実に売りたいと考えている方のために、「仲介売却」と「不動産買取」の違いを徹底的に解説します。それぞれのメリット・デメリットを理解することで、あなたの土地売却に最適な方法を見つけるヒントになるはずです。

土地売却の2つの方法:「仲介売却」と「不動産買取」

土地を売るには、主に2つの方法があります。

1. 仲介売却

これは、不動産会社が売り主と買い主の間に入り、売買を成立させる方法です。

  • 仕組み:
    • 売り主は不動産会社と「媒介契約」を結び、買い主を探してもらいます。
    • 不動産会社は、チラシ広告やインターネットに情報を掲載し、広く買い主を募集します。
    • 買い主が見つかったら、価格交渉や契約手続きを進めます。
  • メリット:
    • 市場価格に近い価格で売れる可能性がある: 不特定多数の人に売却情報を公開するため、より高い価格で買ってくれる買い主が現れる可能性があります。
    • 売却価格を自分で決められる: 売却希望価格は売り主が自由に設定できます。
  • デメリット:
    • 時間がかかる: 買い主が見つかるまでに数ヶ月、場合によっては1年以上かかることも珍しくありません。
    • 手続きが複雑: 内覧対応、価格交渉、契約手続きなど、売り主が関わる作業が多く、精神的な負担が大きくなりがちです。
    • 必ず売れるとは限らない: 買い主が見つからなければ、いつまでたっても売却できません。

2. 不動産買取

これは、不動産会社が直接、売り主から土地を買い取る方法です。

  • 仕組み:
    • 売り主は不動産会社に直接相談し、査定を受けます。
    • 査定額に納得できれば、そのまま不動産会社が買い主となり、売買契約を締結します。
  • メリット:
    • 現金化が非常にスピーディ: 仲介のように買い主を探す必要がないため、最短で数日〜数週間で現金化できる場合があります。
    • 手続きがシンプル: 内覧対応や価格交渉が不要なため、手続きが非常にスムーズです。
    • 「現況のまま」で売れる: 古い建物が残っている土地や、草木が生い茂った土地でも、解体や整備をせずにそのまま売却できます。
    • 仲介手数料が不要: 仲介ではないため、不動産会社に仲介手数料を支払う必要がありません。
  • デメリット:
    • 売却価格が低くなる傾向: 不動産会社は、買い取った土地を再販(リフォームや建物の解体、土地の整備など)するため、その費用や利益分を見込んで買い取り価格を設定します。そのため、市場価格の7割〜8割程度になることが一般的です。

こんな土地なら「買取」がおすすめ!

早く現金化したいという方以外にも、「不動産買取」が特に適している土地があります。

1. 古い家が建ったままの土地

  • 仲介の場合、買い主は「更地」を好む傾向があるため、売り主が解体費用を負担して更地にするのが一般的です。
  • 買取の場合、不動産会社が解体費用を負担してくれることが多いため、売り主は解体費用をかけずに売却できます。

2. 再建築不可や変形地などの「訳あり」の土地

  • 仲介の場合、買い手がつきにくい再建築不可物件や、活用が難しい変形地、日当たりが悪い土地などは、売却までに非常に時間がかかります。
  • 買取の場合、不動産会社は「その土地をどう活用するか」というプロの視点で評価するため、一般の買い主が見向きもしないような土地でも買い取ってくれる可能性があります。

3. 誰にも知られずに売却したい土地

  • 仲介の場合、広く買い主を募集するため、近隣に売却情報が知られるリスクがあります。
  • 買取の場合、不動産会社との直接取引となるため、売却情報が公開されることなく、プライバシーを守って売却できます。

「損しない」ための土地買取術:査定額を上げる3つの秘訣

「買取は価格が安くなる」というデメリットを少しでも軽減し、損をしないためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

1. 複数の業者に査定を依頼する

  • 買取価格は、不動産会社によって大きく異なります。必ず複数の買取業者に査定を依頼し、一番高い査定額を出してくれた会社に依頼しましょう。
  • 査定を依頼する際は、その業者が「買取実績」を豊富に持っているか、担当者が土地のメリット・デメリットをしっかり理解しているか、なども見極めましょう。

2. 土地に関する情報を準備しておく

  • 土地の情報を正確に伝えることで、査定がスムーズに進み、適正な価格を提示してもらえます。
  • 準備しておくべき書類例:
    • 登記簿謄本(土地の面積や所有者などが記載された書類)
    • 公図(土地の位置や形状が記載された図面)
    • 測量図(土地の面積や境界線が正確に記された図面)
    • 建築確認済証や検査済証(建物が建っている場合)
    • 土地の購入時の契約書

3. 土地の魅力を正確に伝える

  • 査定担当者には、ただ土地を見せるだけでなく、その土地の魅力を具体的に伝えましょう。
  • 伝えるべきポイント例:
    • 「近くに人気の小学校がある」
    • 「スーパーや病院が徒歩圏内にある」
    • 「公共交通機関へのアクセスが良い」
  • 担当者は、そうした情報も加味して再販の可能性を探り、査定額を検討します。

まとめ:土地売却は「目的」に合った方法を選ぶことが重要

土地の売却には、「仲介売却」と「不動産買取」という2つの選択肢があります。どちらが優れている、劣っている、というものではありません。あなたの売却における「目的」に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。

  • 高く売りたい、時間や手間をかけても良い: → 仲介売却
  • 早く売りたい、手間をかけたくない、多少価格が安くても良い: → 不動産買取

「できるだけ早く、そして手間なく土地を売却したい」という方は、不動産買取という選択肢を視野に入れることで、売却の可能性が大きく広がります。

まずは複数の買取業者に査定を依頼し、買取価格と仲介で売却した場合の価格(周辺の相場)を比較してみましょう。そうすることで、あなたが一番納得できる最適な売却方法が見えてくるはずです。

一覧へ戻る
徳島店
高松店
LINE